このページでは、僕が実際に行ったアイリッシュパブのいくつかと、セッションの様子を公開いたします。
下の写真は、クレア地方のエニスという町にあるパブ。重厚な雰囲気の店内ですが、お気に入りで何回も足を運びました。
↓エニスにて。アイルランドについて初めて聞いたアイルランドの伝統音楽。生演奏に感激!!このグループは、この数時間後にクイン(Quin)という場所で 開かれるフェスティバルのステージで演奏することになっていて、その演奏は鬼気迫るテンションでした。手前のバウロンという太鼓を叩くキーラという女性は、親切にも僕をクインまで連れて行ってくれました。
↓クインフェスティバルにて。クインのあるクレア地方は伝統音楽のメッカと言われており、さすがにフィドラーが多かったです。クレア地方特有の選曲、奏法。お互いの音を尊重し、丁寧にゆったりと弾いていました。初対面のグループのようでした。とても上品な印象を受けました。
中央でフィドルを弾いている男性とは、数ヵ月後に別の町で再会することになります。Pat O’Connorさん。この時は言葉も交わさず、僕はただ演奏を聴いているだけでした。
↓グウィードアのパブ。バス停がこのパブの前にあります。一度、ここまで乗ってきたバスの中にフィドルを置き忘れた事がありました。バスは行ってしまったので、急いでこのパブに入りバーテンさんに相談すると、バス会社に電話してくれました。フィドルは無事に届けてもらえましたが、よく僕のなぞかけのような英語が通じたなと思います。感謝感謝です。
↓レタケニーのダウンタウンというパブ。この町に着いて宿を探して歩いている僕に、若いカップルが話しかけてきました。「フィドルを弾くの?今晩とてもよいセッションがあるからよかったら来てよ!」 話しかけてきた彼は、なんとジャンベ(西アフリカの伝統打楽器)の奏者で、アイリッシュセッションに参加していました。残念ながら写真はないですが、そのセッションは素晴らしかったです。最後の曲は「The Gravel Walks」で最高に盛り上がりました。
↓ウエストポートにある有名なパブ。アイリッシュ音楽を演奏する世界的に有名なグループ、「チーフタンズ」のメンバーが経営するパブです。観光客が非常に多いです。セッションもあるし、数人の女の子のダンサーがリバーダンスのようなダンスショウを見せてくれたりしました。
↓「Matt Molloy’s」にて。左手前のおじさんは、以前に僕を、ゴールウェイまでヒッチハイクしてくれたことがあります。キンバラという町にバンジョーを買いに行った帰りに僕を拾ってくれたのです。毎週決まった日にここでセッションをしているといっていたので、僕は彼と再会できました。ミュージシャンは優しい方が多いです。
↓ゴールウェイにあるパブ。この時は、セッションではなく、数曲をまとめたセットを演奏していました。このメンバーも演奏のレベルが非常に高い!曲によって転調するのだが、ギタリストのカポタスト移動のすばやさには驚きました。フィドラーも素晴らしい演奏でした。
↓ドゥーリンのパブにて。ドゥーリンは観光客であふれ、座る場所を探すのにひと苦労です。流れるようなフルートの音色。ビールはなくなる前におかわりを注文するのがアイルランド流。日本の居酒屋と違って、アイルランドのパブではお酒を飲むだけのところが多いです。
↓バウロンを叩くのは宿で知り合ったライオネル。ベルギーからの旅行客。彼にヒッチハイクのやり方を教わりました。中国語のものまねをして笑わせてくれました。
↓ミルタウンマルベイ近郊にて。イーリアンパイプを操る少年。イーリアンパイプは非常に複雑な楽器で演奏するのが非常に難しいらしいですが、彼はとても簡単そうに演奏していました。
↓ミルタウンマルベイにて。アイルランドの硬貨にも刻まれている楽器であるアイリッシュハープ。とても柔らかな素晴らしい音色。音量が小さめなのと、持ち運びが不便なのでしょう、セッションではあまり見かけないです。貴重な体験でした。
↓スライゴーのパブ。壁沿いにたくさんの空き樽が見えます。
↓タバカリーのパブにて。サマースクール期間中だけあって、お客さんで溢れかえっていました。フィドルのクラスで出合った、スペイン人フィドラーのアルフォンツォが撮ってくれた写真。手前のおじいさんのひげがすごい(笑)。
タバカリーも田舎の小さな町。だが、サマースクール期間中は観光客が集まり、深夜までにぎやかに盛り上がります。
↓フィークルにて。真ん中でフィドルを弾いているのはPat O’Connorさん。